夫と結婚して約30年、夫の異性人のような行動や言葉に対して、「どうしてこの人はこんなことをするの?(言うの?)と、理解できないことやコミュニケーションがとれないことに私は強いストレスを感じていました。

 

夫の言動は世間的な常識の枠をはるかに越えていて、それなのに全く持ってマイペースというか迷惑をかけているということ自体理解ができていないのです。

 

人に迷惑をかけたら、通常だったら謝罪をするところが、反対に「俺は困らないんだ!」とあっけらかんといい放し気にしていない様子。

 

自分がやりたいようにして、言いたいこともTPOをわきまえずに子どものようにストレートに言う、なのに人の話しは全く聞かない、そんなわがままで気ままな夫が私にとって悩みの種でした。

 

でも、原因が発達障害であるということがわかった時に、今までの謎が一気に解けた気がしました。

子どもの発達障害は夫の遺伝だといわれた

あれは確か、子どもが小学校5年生の時の時です。担任の先生に「お母さん、お子さんの件で検査をしてみませんか?」と相談を持ちかけられました。

 

検査は大阪教育大学名誉教授、大阪医科大学DLセンター顧問でもある竹田契一先生の一門が市の教育センターに来てくださり検査となりました。

 

その時、先生から「お子さんは高機能性障害自閉症ですね、そしてお父さんも。おそらく遺伝だと思われます」とおっしゃいました。

 

夫の日常的な行動の一部といえば・・・

・何度注意しても玄関の鍵を開けたまま外出する。

・窓を全開のままクーラーや暖房など付けている。

・映画館で多くの人が悲しんでいる時に一人ケタケタ笑う。

・何度注意しても約束時間に間に合わず遅刻をする

・私の実家の父親の葬儀の時、遅刻をしてやってきて人をかき分け親族が座る前列までやってきたかと思えば、急にケタケタ笑い出す(本人いわく、お坊さんのイントネーションが変だったから~と)

 

まだまだありますが、切がないのでやめておきますが、悪意はないとはいえ、理解しがたい行動が多く、まさに異性人です。

 

竹田先生が検査の時にポツリと・・・

「発達障害の旦那さんとの離婚率はかなり多いです」と。

 

夫婦であってコミュニケーションがとれないというか、通じ合えないのは本当に困ります。離婚率が高いのもうなずけました。

 

夫が発達障害である妻のカサンドラ症候群

結婚して私が驚いたことの一つに、夫が休日には朝から浴びるようにお酒を飲むことでした。

 

見合い結婚で夫のことをよく知らないうちに結婚をしてしまった自分の落ち度でもあるのですが、なぜ夫がアルコールに依存する生活になっていたのかが、子どもの発達障害の件で芋ずる式にわかったのです。

 

そういうこともあって、夫も苦しかったんだろうと理解をしようとすればするほど、今度は理解をしたいのに理解ができない自分に苛立ち、私が自虐的になっていっていました。

 

そんな時に精神保健衛生士さんのカウンセリングを受け、「あなたはまさにカサンドラ症候群ですよね」と私はいわれたのです。

 

カサンドラ症候群って?初めて耳にした聞きなれない言葉が気になり調べてみたところ、こうでした。↓↓↓↓↓

 

相手の気持ちや立場を理解することが困難な発達障害を持つ夫と、うまくコミュニケーションを取れずに苦しみ、妻が身体的、精神的な不調に陥る

時事ドットコムニュース特集 「発達障害の夫、カサンドラな妻」より

 

なるほど・・・

どうやら、当事者しか分からない辛さというのが妻を追い詰めて、病気のような症状が出てしまうことのようでした。

 

発達障害の夫との接し方

この先このままでいると、ずっと同じことの繰り返しになる!もう嫌だ!そういう思いが募ってきて、長い年月を要しましたが、やっと私も重い腰を上げて離婚に向かうことにしました。

 

とはいえ、いろんな要因が重なり、まだすぐには離婚できないのです。

 

そういうこともあって夫に離婚を切り出してからというものは、家庭内別居状態ではあります。

 

家庭内別居状態のときに少しでも精神的に負担が少なくしようとすれば、できるだけ夫との接点を持たないことですね。

 

会話は業務連絡のみといった感じでしょうか~。

 

そんな中、夫は一方的に自分の言いたいことだけはを私に寄ってきて言い放ち、そして去っていくということをしています。

 

夫の話を聞いたあとに、今度は私が話しをし始めると、すぐさま夫はその場を立ち去ろうとします。

 

私が「ちょっと待って、こんどは私が話をしているので聞いて欲しい」と伝えると、めんどくさそうに「何や?早く言えよ、もうええか?ええか?」いつもながらこっちの言うことは上の空です。

 

もともと会話のキャッチボールができないというか、する気もないので、夫と心を交わして話すというを私はしだいに諦めるようになりました。

 

そしてとうとう最近では夫と話すことも苦痛になってきて、相槌をうつのがやっとといったかんじです。

 

でもそんな中、夫のある意味良い面というか、変わっているけど憎めない面があるんですね。

 

それは、最近では私があからさまに夫に対して嫌悪感丸出しの態度をすることがあるのに、夫は人の感情をくみ取るのが苦手なで、それさえも気がついていないようなのです。

 

感情面の話しをすると困惑し、チンプンカンプンの様子です。悪気はないけどわからない!といった感じです。

 

今はやっと離婚の話しを夫に切り出し、承諾も得られたので少しほっとしています。