スポンサードリンク

 

長年、夫のアルコール依存症に悩んでいた私。

休日には朝からお酒を飲み、家中にアルコールの臭いが立ち込めるのがホント嫌でした。

 

それを夫に伝えても、

「普段会社に行って疲れているんだから休日ぐらいは俺の好きにして何が悪い?」

そういわれると、私は何も言い返せなかったんですね。

 

でも、本当に嫌で嫌で仕方がなかったのは事実です。

 

そしてこれは変えようがないと諦めて、私はお酒が立ち込める家を後に子供たちを連れて公園やデパートなどに出かけていたのです。

 

50代も後半になった今になって思うには、この問題に対して、もっと早くに真剣に向き合うべきだったんだということ。

 

でも、その当時、夫のアルコール依存症に対処できなかったのは、共依存しあっている夫婦であったからだと、カウンセリングを受けてその実態が浮き彫りになってきました。

 

共依存夫婦だったと気がついた

 

 

共依存という字は読んで字のごとく「共」に「依存」ですよね。夫婦のどちらもが何らかの形で依存し合っているということです。

 

私は夫のアルコール依存症が辛くて、アルコール依存症専門の病院の中の、酒害に苦しむ家族のケアというのがあることを知り受診してみました。

 

もう本人がどうこうではなくて、私が苦しくてたまらないから、酒害をこうむっている家族である私を何とかしてほしい!と思ったのです。

 

そこの病院で精神保健衛生士の先生にも出会い、カウンセリングを受け始めました。

 

カウンセリングを受け始めて気がついたことは、アルコールを飲む夫を支えていたのは、間違いなく私であったということ。

 

お酒を止めない夫にいらだちを感じていても、仕方が無いと諦めて、夫がお酒を飲む環境をそのまま続けることができる環境を私が支えていたのです。

 

夫はといえば、お酒が飲める環境が何よりも大事なわけですから、アルコールを止める必要のない環境にいることに安心して飲み続けていたということです。

 

皮肉なことに私が夫のアルコール依存症という病気を支えていた共犯者でもあったのです。

 

インナーチャイルドの癒しが必要

 

 

夫のアルコール依存症が嫌で嫌で仕方がないのに、その改善を諦めていた私。

 

この私の「嫌で嫌でしかたがない」という気持ちは、誰にも分かってもらえないというやり場のないものでした。

 

その頃の夫は借金癖はありましたが、毎月決まった生活費は家に入れてくれていたので、生きていくことにはこと困りませんでした。

 

今、はっきり分かるのですが問題は、ここだったんです!

 

生きていける環境ならば、ありがたい!だからそれ以上は求めない!

そう感じてしまう私の思考も問題だったのです。

 

思い返せば、自分の自尊心が云々よりも、安全に生存できるかどうかに判断基準を置いてしまうところがあり、それは幼いころの体験が深く沁みついていたのだなと思いました。

 

幼い子どもは親の庇護なしでは生きていけません。

 

衣・食・住といいますが、着るもの、食べるもの、住むところを提供してもらえないと死んでしまいますものね~。

 

私の場合には恐怖心からこういった面で、親の顔色を伺う癖がついていたように思います。

 

生存の安全性と引き換えに、自分の心を差し出す癖がついていたのです。

 

まさにこれって心理学でいうところのインナーチャイルドというものですよね。

 

幼いころの思考の癖は大人になってからも潜在意識に組み込まれているようで、私は無意識に行動をしていました。

 

夫からは生きていく生活費をもらえるなら、それ以上のこと望まなくても、まぁいいか~・・・と、自己卑下的な思考でした。

 

私は全然自分を大切にできていませんでしたね。

 

 

共依存夫婦の中で育った子どもの心が心配

 

 

今、私が心配なのは、我が家の3人の子どもたちです。

 

3人とも既に成人しているけど、共依存夫婦の中で育ったということには変わりありません。

 

彼らも何かしらの影響を受け育ってきているはずですから~。

 

それで、私ができることは、まずは私が自立をすること。

 

夫はアルコールを止める意思がないなら、そんな夫とは一緒に暮らすのが嫌だ!というこの私の気持ちを大切にし、そのための行動を起こしていくということです。

 

夫には離婚の意思を伝えました。

 

これから私が精神的にも経済的にも自由になって、心から幸せだという姿を、我が家の子どもたちに見せてあげることが、親として今できることのような気がします。

 

子どもは親の背中を見て育つといいます。我が家はもう成人しているので、とっくに育っているけれど、自分が自分の制限やブロックを外していく姿を子どもたちに見て欲しいと思います。