- 投稿 2017/11/11
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ナチュラルでエコなものでお掃除をしたい!そういう気持ちが募ってきて、最近では重曹やクエン酸をフルに活用している香子です。
そんなエコなお掃除で大活躍の重曹とクエン酸ですが、使い道を誤ると、素材を痛めてしまうだけでなく、汚れが落ちにくくなります。
今回はそういうことのないように重曹とクエン酸の使い分けについて見て生きたいと思います。
それぞれに得意な分野と苦手なことがあるのでそのあたりを押さえておきましょう。
重曹の長所と短所
■重曹の長所
重曹は弱アルカリ性のものです。なので油脂を乳化させることが得意なのですね。キッチンまわりの油の汚れなどを落とす時に使用するとその効果を発揮するでしょう。
また焦げ付いた鍋の焦げ落としも化学反応で気泡を発生させることで無理なく落とします。
その他では、生ごみなどの臭いもののニオイ消しにも優れ、お風呂に入れると血行促進を促す入浴剤にもなりますし、お料理でいえばふくらし粉の役割を果たします。
■重曹の短所
重曹が得意なことと苦手なことというのがあります。例えば水垢などは重曹では落とすのは難しいですし、ニオイの元を吸収できるのは生ごみや下駄箱のニオイなどで、アンモンア臭は重曹と同じアルカリ性なので重曹では消すことができないのです。
木材などの使用は避けたほうがいいです。変色や劣化の原因になりますので。
クエン酸の長所と短所
■クエン酸の長所
酸性であるクエン酸は、ポットにこびりついた固くなった水垢などを落とすのが得意です。
また酸性なのでアルカリ性であるトイレのアンモニア臭を消すこともできますし、便器や便座裏などの黄ばみ汚れも落とせます。
その他ではアルカリの中和ができるので、シャンプー後のリンスの代用ができますね。
それに同じクエン酸といえどお酢のように鼻につくキツイにおいがしないので使いやすいです。
■クエン酸の短所
台所周りの油汚れや皮脂などの汚れを落とすことは苦手なので使用しても思うような効果は期待できません。
また大理石などには使用できません。大理石が溶けてしまいます。
まとめ
ここでちょっと重曹とクエン酸のそれぞれの特徴を整理をしてみましょう。
重曹
・重曹はアルカリ性であり、油脂を乳化させ酸性の脂汚れを落とすのが得意
・なべの焦げ付きも煮出すと気泡を発し簡単に落ちる
・生ごみや下駄箱の臭いニオイの元を吸収してくれる
・お風呂に入れると血行促進、入浴剤がわりになる
・料理ではふくらし粉の役割を持っている
・水垢などは落とすことが難しい
・トイレのアンモニア臭は消せない
・木材に使うと劣化や変色
クエン酸
・ポットにこびりついた固い水垢も無理なく落とせる
・トイレのアンモニア臭を消すことができる
・便器や便座裏などの黄ばみ汚れも落とせる
・リンスとして使える
・お酢と違って酢のきついにおいがしないので使いやすい
・大理石は溶けてしまうので使えない
おわりに
重曹はアルカリ性でクエン酸は酸性であるのでそれぞれの働きが真反対なのですね。なので重曹でできるものがクエン酸ではできないといった現象が起きてきます。
それぞれの特徴を踏まえて得意分野を生かしてお掃除をすると、最強のタックルが組めるアイテムです。
私はお掃除は嫌いではないけれど、今までは汚れがたまって我慢ができなくなったら一気にやってしまうといったまとめ掃除をしていました。
でもこれでは、いざお掃除を始めると相当な労力を強いられてしまうのですね。やはりお掃除は日々こまめにやっていくことが重要ですね。
そんなわたしですが、最近はお掃除をやり始めると止まらなくなってきました。やはりお掃除は場がスッキリするだけでなく気持ちまで清々しくなれるのでいいものです。
引き続きナチュラルなエコお掃除を続けていきたいと思います。